コンタクトレンズが外れなくなってしまったら… 一般的な診療内容
細隙灯顕微鏡でコンタクトを見つけ、取り除きます
- 眼科を受診すると、細隙灯(さいげきとう)顕微鏡で眼の表面や周辺、瞼の裏などをよく観察します。
この器械を使うと見失ったコンタクトレンズを容易に見つけることができます。
痛みにより眼を開けるのが困難な場合は、点眼麻酔薬(べノキシール)を用いた後に診察を行うことがあります。べノキシールとは即効性のある表面麻酔薬で、10~15分ほど眼に器具をあてても痛みを感じることはありません。
- コンタクトレンズを見つけ次第、睫毛セッシ、結膜セッシなどのピンセットのような器具を用いてコンタクトレンズを取り除きます。
その際、麻酔を点眼しているので痛くはありません。
また、薬(フルオレ紙)を使い眼を染色し、黒目(角膜)に傷がないかを確認します。
処置後、眼の状態に応じて黒目を保護する目薬(ヒアレイン)が処方されます。
コンタクトレンズにトラブルは付き物。
コンタクトレンズトラブルがあった時に、すぐ診てもらえる
しっかりした眼科が隣接しているコンタクトレンズ販売店で購入しておくと便利ですね。